個人事業主で独立できるか知りたい

限られた業務以外は起業自体はできる

銀行などの「法人以外で行うことを禁止されている業務」でなければ、起業自体は全く問題なくできます。

独立できるかどうか

独立・起業した後に、継続して一定の収益を上げていけるかという意味になると、できるかできないかというよりも、どうできるようにしていくか、という情熱、意欲などの心理的・精神的な強さと、調査や工夫、改善などを繰り返し行って行く研究心、行動力を持ち、そういうものを継続させていく持続力や忍耐力などのほうが問題になりそうです。 またこれは、独立起業したスタート時点で全て揃っているわけではなく、事業を継続させて行く中でそうしたスキルが伸びて行く、伸ばして行く、という場合も多いでしょう。

独立できるか、という不安を解決してゆこう

そもそも、独立できるのか、という不安がある場合は、もっと業界や市場、ニーズや事例について、また先輩や仲間の実際の話などを沢山聞いたり読んだりして、情報収集したほうがよいかもしれません。 できる・できない、うまくいく・行かないは誰にも100パーセント確実な判断はできないと思いますが、状況をつかんだり、ある程度未来を予測していく方法はあります。あまりに見通しが甘い場合は、方針を練り直したり独立自体を検討しなおしたほうがいい場合もあると思います。

また、どんなに調べてみても実際にやってみないと判らない面も多いでしょう。まずは兼業・副業など、失敗してもそれほど問題ない範囲で無理なく少しずつ始める方法もあると思います。

そうした事業のやり方を含め、専門家や、周囲の個人事業主や経営者などに相談してみると良いと思います。自分ひとりでは見えなかった全く違う視点や、決定的な問題が見つかるなど、独立できるかどうかに関しての不安が少しずつつ解決できるのではないでしょうか。