こんな人も個人事業主

個人事業主の門戸は広い!

今までは、社会復帰のハードルが高い傾向があったり、社会的な待遇が明らかに低くなってしまう傾向の強かった立場や状況の人でも、自分で事業を行うことで、自分らしく社会との関わりや社会的な立場を新しく持ったり、収入を得て活躍していく場を作っていく機会や選択肢が増えます。

個人事業主になって起業する人のいろいろな例

個人事業主になって起業する人には、たとえばこんな例があります。 ・定年退職後の起業 ・病気等で長く休職していた人が事業を始める ・転勤が多いご主人を持った奥さん(同じ企業に長く勤務できない)が事業を始める ・専業主婦暦が長い人が事業を始める ・無職の人が事業を始める などの例があります。一般的に多い就職のパターンでは難しかったり不利になりがちな状況の人でも、自分で個人事業主として起業することで、仕事を得ることができます。

もちろん、雇われて仕事をするときのように、引継ぎなどもなく、そもそもどういう仕事をするのか考えるところから、お客様を見つけて収入を得て、経理までしなくてはいけないので、やる範囲は増えるのですが、勤め先を探すこと自体がむずかしい状況から、仕事が持てる、という大きな選択肢が増えるのは魅力ですよね。

ヒントは沢山ある


個人事業主を始める時に必要なことは少なくはないと思います。ざっと思いつくまま並べてみても、事業のアイディアの見つけ方、販売するものを決めたり、販売のしかた、価格のつけ方、やり取りのしかた、事務・経理の仕組み、ホームページ、名刺やパンフレット作成、SNSの使い方、確定申告のしかたなどなど、個人事業主として起業して事業をやっていくために必要なステップはたくさんあります。

一気に並べると、何からやっていいのか判らなくなってしまいそうですが、地域の役所・役場の産業課などでによる相談やセミナー・講習があることも多いですし、個人的にインターネットで調べてみても情報は多く概要はかなり判ります。ちょっとした相談や質問ができる場もネット上にも沢山ありますし、書籍も雑誌も数多くあります。民間の企業・士業の人が開催している勉強会・セミナー・講習などでもそれほど高くないものもかなりあります。何をどうしたらいいのかわからない状態からでも気軽に相談できる場が意外とたくさんあります。

探す気になると、ヒントはかなり沢山あるんだなと思います。