会社設立へのタイミング
個人事業主が、法人を設立して、事業をその法人に移すことを法人成りと言います。どういう時にこうした「法人成り」をしたり、メリットがあるのでしょうか?
●法人成りをするタイミングを決める2つの理由
法人成りをすると、その変更のための手続きや、その後の税率や経理なども複雑になります。それでもメリットになる理由が2つあると言われます。
(1) 利益が一定以上継続してある場合は節税になる
だいたいですが、利益が500万程度以上でるようになると、法人化したほうが節税できるというケースが多いようです。税理士さんなどに相談してみましょう。
(2) 社会からの信用度があがり、経営がしやすくなる(ややアバウトな表現ですが)
大きな企業との取引ができたり、融資が受けられやすくなる、人材確保がしやすくなる、節税の方法が多いなど、事業拡大という視点ではメリットが多くなります。
会社設立へのタイミングのまとめ
個人事業主が会社を設立するタイミングの判断としては、
・利益が一定してだいたい年間500万を超える見込みがでるようになった頃
・社会的な信用をあげて事業をより大きくしたい、という時
のどちらかやふたつが揃う頃が法人成りを検討するタイミングと言えそうですね。